注目の選手は?有望株を紹介する 春の到来 びわ湖毎日マラソン大会本日開催!

陸上競技

注目の選手は?有望株を紹介する 春の到来 びわ湖毎日マラソン大会本日開催!

開花へ 5日号砲 びわこ毎日マラソン/上 一色恭志(22)=青学大

 世界選手権(8月、ロンドン)の代表選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソン大会(毎日新聞社など主催)が5日、大津市の皇子山陸上競技場を発着点に行われる。昨夏のリオデジャネイロ五輪で2大会連続の入賞を逃した男子マラソンでは、3年後の東京五輪に向けて若手の台頭が待望される。春の到来を告げる湖畔で、才能を開花させるのは誰か。3人の有望株を紹介する。

青山学院大の豊川高校OBの一色、トヨタ自動車の岐阜中京高校OBの宮脇、日清食品の長野の佐久長聖高校OBの村沢です。


 一色は、正月に青学大のエースとして箱根駅伝3連覇と大学駅伝3冠を史上初めて同時達成した。学生トップランナーは快挙にも「昔のことは振り返らない。達成感を次へのモチベーションにつなげる」と淡々と話し、2020年東京五輪を見据える。

実績は文句なし。全国高校駅伝で愛知・豊川高の初優勝に貢献。箱根駅伝では、2年から3年連続でエース区間の2区を担い、いずれも区間3位で3連覇した。15年に日本学生ハーフマラソンで優勝し、ユニバーシアードの同種目で銀メダル。16年日本選手権5000メートルで4位に入った。
 ハイライトは16年2月、リオデジャネイロ五輪選考会を兼ねた東京マラソン。初マラソンに挑み、2時間11分45秒で日本勢3番手の11位に入った。実力者が失速する中、10位になった後輩の下田裕太とともに好走し、周囲は東京五輪の新星に喝采を送った。しかし「2時間12分を切って完走しただけ。日本代表を争うレベルにない」と満足していない。
 今年は「代表切符の確率が0・1%くらい上がるのでは」と予想し、箱根駅伝からの調整期間を多く取るため、世界選手権の最終選考会となるびわ湖毎日を選んだ。「昨年通りでは昨年以上の走りはできない」と2月上旬に大学を離れ、4月から入社するGMOの練習に合流。マラソン主体に強化するチームで大学より練習の質が上がり、手応えを得た。
 エリート街道を歩むも、考え方は地道だ。信念は「泥臭いことをやらないと強くならない」。マラソンを何本も走り、練習で100キロを走る市民ランナーの川内優輝(埼玉県庁)の姿勢を尊敬し、「究極の姿」と言う。
 学生では年間通じてマラソン練習はしておらず、「今回は2時間7、8分台は出ない。期待しないで」と苦笑するが、周囲の期待は理解している。目標の東京五輪へ向け、「強くなって、マラソンを格好良いと思われる競技にしたい」と思っている。そのためには川内のように多くの経験を重ねることが必要なだけに、びわ湖毎日がその第一歩になる。【小林悠太】

出典 http://mainichi.jp

開花へ 5日号砲 びわこ毎日マラソン/中 宮脇千博(25)=トヨタ自動車

未完の大器、殻を破る
 かつて成長の階段を一気に駆け上った男が、3年ぶりのマラソンに挑む。けがを乗り越えて臨む2度目の42・195キロに向けて、「1年かけて準備をしてきた。最後までマラソンランナーとして勝負をしたい」と力を込める。

 岐阜・中京高では際立った実績こそないが、「世界に近づきたい」と願い続けてきた。高校生ランナーが憧れる箱根駅伝への道は選ばず、卒業後は実業団の強豪・トヨタ自動車に入社。すると、1年目の2010年から駅伝の主力メンバーになり、翌11年には1万メートルで当時日本歴代6位の27分41秒57をマーク。12年もハーフマラソンで当時日本歴代3位のタイムをたたき出し、トラックで狙ったロンドン五輪代表の座にもあと一歩まで迫った。

 あっという間に日本トップクラスに上り詰めた競技人生が暗転したのは、初マラソンだった14年東京。2時間11分50秒で完走したが、股関節周辺の痛みをおして出場したつけが、その後に響いた。座骨や恥骨の疲労骨折に見舞われ、オーバートレーニング症候群にも陥り、約2年間は満足のいく練習が積めなかった。「高校卒業後は土台作りをしたが、それを超える伸び方をした代償が出た」。マラソンでの出場を目指した昨夏のリオデジャネイロ五輪は代表選考会のスタートラインにすら立てなかった。
 だが、この1年間はけがの不安が薄れ、昨夏以降は40キロ走を繰り返すなどトレーニングを継続してきた。一昨年に結婚し、昨年12月には長男も誕生。「駄目だった時に結婚や子どもを理由にされないように、頑張らないといけない」と気を引き締める。
 3年前の東京では23キロ過ぎで先頭集団から遅れた。今回は「内容が大事。35キロの一番苦しいところも味わって、限界までしっかりとついて行きたい」と語る。
 元々、トヨタ自動車の佐藤敏信監督が「普通に練習ができれば五輪に行ける」と認める大器。「今が人生で一番苦しいけど、最終的には東京五輪、そして(2時間6分16秒の)日本記録更新を目指す」。トンネルの出口は近づいている。【新井隆一】

出典 http://mainichi.jp

開花へ 5日号砲 びわこ毎日マラソン/下 村沢明伸(25)=日清食品グループ

初の42・195キロで新境地
 華やかな経歴を持つ有望株が、2020年東京五輪を見据えて初マラソンに挑む。本人は「走り終わった先に足りないものが見えてくると思う」と慎重だが、指導する日清食品グループの白水昭興総監督は「目標は2時間9分からプラスマイナス1分程度。それぐらいの手応えはある」と評価する。

 長野・佐久長聖高時代は全国高校駅伝で同校の初優勝の原動力になった。世界ユース、ジュニアの日本代表も経験。圧巻だったのは東海大2年で挑んだ11年の箱根駅伝。エース区間の2区で17人抜きを演じた。
 しかし、東海大4年時に痛めた左アキレスけんのけがが長引いた。卒業後は強豪・日清食品グループに進むも、走力を取り戻すのに時間がかかり、2年目には同じ箇所に痛みが再発。ニューイヤー駅伝で最長区間の4区を3年連続で任されるなど国内トップクラスに位置するが、高校・大学時代ほどの圧倒的な印象は残せていない。トラックで出場を狙った昨夏のリオデジャネイロ五輪も、日本選手権で1万メートル8位となり代表の座を逃した。

 東京五輪は42・195キロで勝負したいと、以前から決めていた。「メダルを取れるイメージを持ったのがマラソンだった」。昨秋に白水総監督にマラソンの指導を直訴した。昨季限りで日清食品グループの監督を退いた74歳の白水総監督だが、マラソンでは過去に04年アテネ五輪6位入賞の諏訪利成や1991年福岡国際優勝の森田修一らを育てた国内屈指の指導実績を持つ。
 白水総監督から、かつての諏訪と同程度の40キロ走や30キロ走などの練習メニューを課され、それらをすべてこなしてきた。白水総監督も「マラソンはメンタルが大事だが、村沢は性格もストイックだし、高い集中力や目的意識は確実に他より優れている」と太鼓判を押す。
 「体も心もフレッシュな状態」で挑むびわ湖。再スタートで新境地を切り開く。【新井隆一】

出典 http://mainichi.jp

一色恭志「自信ない」控えめも2時間10分切り

【#びわ湖毎日マラソン】 3月5日(日)開催

びわ湖毎日マラソン2017 大会HP

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